(flagyx.blog 1997 年 4 月 7 日の日記)

どうしてゲームが無料なのですか?

勘違いされがちなことであり、無料で配布となると「なんだか気持ちが悪い(意図しないところでなにか情報をとられてるんじゃないのか?)」と思われてしまうかもしれませんので、 LANGuex でのゲーム提供ポリシーについて明確にしておきたいと思います。

LANGuex より提供されるゲームは無料でプレイを「する」ことができますが、その一方で LANGuex では、そのゲームをお金をいただいて販売もしています。
これはつまり、「お金をもらえるようにがんばってみました。あとは実際にプレイして購入する価値に見合うと判断されたらご購入下さい」というモデルを採用しているためです。そのため、広範囲の配布は問題なく、LANGuex ではそれを推奨しています。

むしろこういった提供方法でも、ある程度の回収できると見込んでいるだけ、提供する作品の価値に (生意気にも) 自信をもっていると言えるでしょう。

この販売方法についてのメリットは?

「納得して」ゲームをご購入頂きたいということがあげられます。
具体的には何も断言することはできませんが、このようなモデルで販売されたゲームでは、プレイヤーと制作者の間に、ある種の目に見えない信頼感が生まれてくるものと考えています。
LANGuex では、それが実際の販売額以上に非常に高い価値があると考えています。

は、それが実際の販売額以上に非常に高い価値があると考えています。

広告表示はおこなわないのですか?

表示する予定はありません。

これは LANGuex が選択しているゲームジャンル「テキスト(ノベルタイプ)表示のアドベンチャーゲーム」ならではといえるかもしれません。この形式のゲームは画面上の文字を読むと言うことを通じて、ある程度制作者の思想をプレイヤーにストレートに与える (押しつける) ことができます。
広告を表示すると外部からの情報・印象もプレイヤーに与えることになってしまい、これでは「映画を見ているときに隣のポップコーンを食べている美少女が気になる」ようなもので、ゲームに集中することができません。よりストイックにゲームを楽しんでもらえる (意志を押しつける) ために、広告表示を組み入れる予定はありません。

ゲームコメント登録サーバ ringo にログイン情報の登録を行いました。個人情報の販売はおこなわないのですか?

対価を得るならゲームを売って得た方が気持ちがよさそうです。
個人情報の販売については興味がなく、それによってプレイヤーから失う信頼が非常に大きいと考えるため、絶対に行うことはありません。

LANGuex 個人情報ポリシー

通信販売の法規（特定商取引法）に基づく表示